現場全体を俯瞰できる監督を目指して転職

何でもコツコツとやることが好きで、少しずつ積み上がっていく建物づくりに興味を持ちました。大学では建築を学び、前職もゼネコンでした。現場監督をやっていましたが、業務が分業制で現場全体を見ることができず、どこか物足りなさを感じていたために転職を決意。父が当社の名古屋支店長だったこともあり、会社のことは聞いていましたので、ここで働いてみたいと思い、入社を決めました。現在は、分譲マンションの現場監督を任されています。設計事務所や事業主との打ち合わせから、工程管理、予算管理、図面チェック、職人さんへの指示など、やることが多岐にわたっていますが、入社してすぐに現場監督を任されましたので、その分早く一人前になれると、モチベーションも上がりました。これもこの規模の会社のよさだと思います。
時代に合った方法で若手を育成
工事長として若手育成にも力を入れています。心がけていることは、時間に余裕を持って取り組んでもらうことです。これまでは3日でやるべきことを、1週間かけて確認しながら、丁寧に進めてもらっています。時間をかける分、本人にはじっくりと考えてもらい、自主性をもって取り組んでもらいたいですし、私としては一人一人のいいところをしっかりと見て、伸ばしていきたいと考えているからです。若手には、勝手に見て学べ!ではなく、時には手を差し伸べることも大切だと思っています。たとえば、現場で必要な資料を私が作って渡し、理解できるまで読み込んでから現場に入ってもらっています。そうすることで自分でも納得した仕事ができるでしょうし、またその資料は自分なりのマニュアルとなって蓄積され、将来役立つものになると思っています。

新たな領域へ活躍の場を広げていきたい

昨年、名城公園に隣接する商業施設「tonarino」のプロジェクトに参画しました。規模の大きな商業施設は業者数も職人数も多く、現場内でいろいろな業務に携わることができるので、幅広い経験ができます。気心知れた仲間と、安定した仕事をしていくことももちろん大切ですが、こうした新しい人たちと一緒に、新たな領域に活躍の場を広げていくことは、私たちも楽しいですし、若手の人たちにもどんどん経験してもらいたいと思っています。そんな活躍の場を作っていくことは、先を走る私たちの役目です。私たちから積極的に業務の幅を広げていくと同時に、若手の人たちとのコミュニケーションを図ることで、よりよいチームワークの醸成に努めていきたいと思っています。若手の人たちには、ひとつひとつコツコツと積み重ねていって、結果を出していくことに、やりがいや満足感を感じてもらえれば嬉しいですね。
一日の流れ
-
07:30
現場へ直行
1日の段取りの確認
-
08:00
始業
朝礼後、現場の巡視、調整
-
09:30
書類作成
事務所で図面や工程表、各種資料の作成
-
12:00
昼食
愛妻弁当を休憩室で食べる
-
13:00
午後の業務
昼礼後、現場での監督業務
-
16:00
巡視
現場の進捗確認を兼ねて巡視
-
19:00
終業
翌日の作業の打ち合わせをして帰宅。帰宅後は子どもたちとお風呂に入るのが日課